あなたの冷え性はどのタイプ?

こんにちは!吉祥寺メックス鍼灸院です。

昼間は暖かいのに夕方になると冷えてくる日が増えてきましたね。

手足が冷えていたり、体が中々温かくならないというのを冷え性といいます。

女性の約8割が冷え性と言われており、男性でも4割以上の人が冷えをうったえています。
冷えは「万病のもと」と言われ、冷えが原因で体にさまざまな不調が現れてしまいます。

そんな冷え性にもタイプがあります。それぞれのタイプによって冷えの対策方法が変わってきます。
今回は冷え性の原因・対策や治療方法などを是非ご紹介させてください!

1.こんな自覚があったら冷え性かも


そもそも、自分が冷え性なのか、かんたんなチェック項目をまずは御覧ください。

  • お風呂に入ったのに手足が冷たい
  • 厚着をしても冷える
  • 部屋は温かいのに手足が冷たく感じる
  • お布団の中でも手足が冷たくて寝られない

上記のようなことが一つでも当てはまれば、冷え性の可能性が高いです。

2.あなたはどのタイプの冷え性?


冷え性には4つのタイプがあると言われています。
一概に冷え性といっても、それぞれ冷えのタイプがあるので、そのタイプにあった効果的な対策を取ることが冷え性の改善には有効です。自分がどのタイプの冷え性なのかをしっかりと確認してみましょう!

  A B C
手足の冷え 手も足も冷たい 手は温かく、足は冷たい 足も手も温かい
あまりかかない 上半身にかきやすい 全身にかき、冷えやすい
食べる量 少なめ 普通 多め
冷えやすい部位 手と足の先 足先・ふくらはぎ 下腹部・二の腕
冷えたときの症状 頭痛・不眠 顔のほてり お腹のハリ・腹痛

Aが多い → ①四肢末端型
Bが多い → ②下半身型
Cが多い → ③内蔵型
Aが多く、体温が常に低い → ④全身型

と分類されます。

① 四肢末端型

10代~30代の女性に多くみられる。
血管が細かったり、無理なダイエットや足が出るような服装は血液が末端まで行かず冷えてしまいます。

② 下半身型

中高年の男性や更年期の女性に多くみられる。
腰より下の下半身が冷えるタイプ。
お尻やふくらはぎの筋肉のコリによる血の巡りが滞っていることが原因
加齢とともに ホルモンバランスが崩れることで起こりやすく、「冷えのぼせ」の症状が出る場合もあります。

③ 内臓型

30代以降の女性に多くみられる。
手足は温かいのにおへその下あたりが冷たい。ストレスと関係が深く、自律神経の乱れで末端の血管収縮の調整機能がうまくいかず、内臓に血流が集まりづらくなり冷えてしまう。
冷たい飲み物や食べ物を好んでいることが原因の場合もある。

また、過去にお腹の周りや消化器系の手術をした場合、血流が悪くなり起こることも。
手足は温かい場合が多く、冷え性だと気付かない場合が多く、「隠れ冷え性」とも呼ばれます。体の芯から冷える感じがあったりする場合は内臓型の可能性が高いです。

全身型

加齢により新陳代謝が落ちることで全身に冷えを感じます。
新陳代謝が低いため、体の倦怠感が抜けずらかったり、体がつかれやすかったりします。

また、この4つのタイプの中から複数当てはまる混合型ということもありますので、それぞれの特徴と対策を抑えていくことが重要です!

3.冷え性の共通原因


  • 筋肉量が少ない
    筋肉を収縮することで体の血液をポンプのように全身へと流します。男性よりも女性の方が筋肉量が少ない為、体が冷えやすくなります。
  • 運動不足
    新陳代謝が低下し全身の血流が悪くなります。また筋力が少ないと運動をしている最中に体の中で上手く熱を作れなかったり、全身に血流を流すポンプ作用が弱くなります。
  • 自律神経の乱れ
    自律神経は体内の体温調整などを行っています。ストレス・便通異常・食習慣などで自律神経が乱れ、体温調整が上手くいかなくなる可能性があります。

4.冷え性の”共通対策”と”タイプ別対策”


【共通対策】

1.有酸素運動と筋トレ

理想的なのは1日30分ほどの有酸素運動(ランニングやバイク、ウォーキングなど)を週3~5日の頻度で継続することです。
なかなか運動の時間が取れない場合などは、外出の際はできるだけ階段を使ったり、自転車などを使わずに最寄り駅まで歩いてみるなどの工夫をしてみてください!
また、有酸素運動はストレスを緩和するといわれており、日頃のストレスも発散することができます!
特に夕方以降に軽い運動をすると、セロトニンという神経物質が分泌され質の良い睡眠につながると言われています。質の良い睡眠は自律神経のバランスを整えることに繋がります。

また、冷え性の原因となる筋肉量の問題は筋トレすることでしか解決されません!

2.自律神経の乱れを整える

自律神経が乱れる原因はストレスや不規則な生活、偏った食生活などがあげられます。これらを改善することで自律神経の乱れからくる冷え性は解消することが期待できます!

自律神経を整える方法

  • 朝起きたらお水を飲む
  • 朝食はちゃんと食べる
  • ビタミンやミネラルなどが不足しないバランスの良い食事
  • 適度な運動をする
  • 夕食は寝る3時間以上前にする
  • 規則正しい生活を心がける
  • 自分で首のツボ押しをする
  • 好きな音楽などでリラックス
  • 40℃前後のお風呂に入る

などなど、いわゆる健康的な生活を送ることが自律神経の乱れを整えるポイントです。

【タイプ別対策】

1.四肢末端型の対策

・ヒールなどの足先がキツイ靴を履かない
無理なダイエットはしない
・食事は三食きちんと食べる
・しっかりと湯船につかる
・手や足のツボ押しやお灸

2.下半身型の対策

・太ももやふくらはぎなど、下半身の筋肉をつける
(スクワット・もも上げなど)
・下半身のストレッチやマッサージで筋肉のコリを取る
・座り仕事の場合定期的に立ち上がったりして血液の滞りをなくす

3.内臓型の対策

・腹巻きやカイロでお腹を温める
冷たい飲み物や食べ物を避ける
・温かいものを食べる
適度な運動

4.全身型

・基礎代謝を上げるために筋トレや運動
睡眠をしっかりとる
バランスの良い食事
・生姜やネギなどの体を温める食べ物をとる

タイプ別の対策ではそれぞれ少し違いがありますが、

① 体を冷やさないこと(食べ物や服装)
② 適度な運動と筋トレ
③ 規則正しい生活をして自律神経のバランスを整える

これらが最も大事です!

5.鍼灸治療で冷え性改善!



4つのタイプの中でも鍼灸治療が特にオススメなのは下半身型と内臓型です!

下半身型の冷え性はお尻や太ももなどの筋肉のコリが原因で起きるので、筋肉のコリを取るのは鍼灸治療の得意とするところです!
内臓型は食べるものなども大事ですが、自律神経の乱れなどが大きな原因ですので、鍼灸治療で乱れた自律神経のバランスを整えることが効果的です!

四肢末端型や全身型の冷え性でも、定期的な運動や食生活を気を付けても体の調子があまり改善されない場合、自律神経の乱れからの冷え性が強く疑われます。

鍼灸治療は自律神経の乱れを整えることや継続して治療することで体質改善も期待できるため、自律神経の乱れからくる冷え性にはオススメです!

冷え性は全身の血流を改善していくことを目的として治療していきます。

まほろみでは鍼やお灸を用いて体の芯からぽかぽかに♪
冷え性だけでなく、肩こりや自律神経も一緒に整えることでさらに根本的な改善をしていきましょう!

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