こんにちは!吉祥寺メックス鍼灸院です!
今回は夏バテと鍼灸治療についてお伝えしていきたいと思います。
- 夏バテの原因は栄養不足・脱水症状・自律神経の乱れ
- 鍼灸治療は消化器系の働きを強める事ができる
- 鍼灸治療は自律神経の乱れを整えることができる
目次
1.夏バテの症状は?
「夏バテ」とは
・「体がだるい」
・「食欲がでない」
・「疲れやすい」
・「寝不足」
などといった夏の暑さが原因で体に現れる不調のことです。
夏バテ対策をして暑い夏に負けない体づくりをしましょう!
2.夏バテの原因は?
① 栄養不足
暑さによる食欲低下。
食欲がないため十分な栄養が取れずに体が疲れやすかったり、重だるい感じがします。
② 脱水症状
体内の水分・ミネラルの不足。
汗をかくことで体内のミネラルや水分が失われ体内の電解質バランスが崩れる。
③ 自律神経の乱れ
エアコンの効いた部屋と外気温との差が激しいと体温調整がうまくいかなくなり自律神経が乱れ体調不良が起こります。
自律神経が乱れると体の様々な機能の調節がうまく行かなくなり、「体がだるい」「食欲が出ない」「うまく眠れない」といった症状がみられるようになります。
3.夏バテの解消法は?
① バランスの良い食事
不足しやすいたんぱく質やビタミン、ミネラルなどを意識して取り入れましょう。
積極的に摂りたいビタミンB群!疲労回復には欠かせない栄養素です。
トマト、枝豆、パプリカなど旬の野菜はミネラルが豊富。
② こまめな水分補給
のどの渇きを感じる前にこまめに水分補給をすることが大切です。
③ 自律神経を整える
適度な運動や入浴など。
また、鍼灸治療では自律神経のバランスを整えることができます。
4.鍼灸治療は「夏バテ」に何ができるの?
夏バテの症状である「体がだるい」、「食欲がない」、「疲れやすい」、「寝不足」などの症状には鍼灸治療で対応することができるんです。
夏バテの怖いところは、夏バテを解消するために栄養の良い食事をとる必要があるのに、体がだるく食欲がないとしっかりと食べることができないことです。
意外かもしれませんが、鍼灸治療は消化器系にアプローチすることができます。
「足三里」というツボに鍼を刺すことで胃腸の活動が高まるという研究があります。
これはツボの鍼刺激が副交感神経を興奮させ、交感神経を抑制したことにより起こると言われています。
つまり、乱れた自律神経のバランスを鍼灸治療で調整できるということです。
鍼灸治療で自律神経を整え、しっかりと栄養のある食事を取り、水分補給をこまめにすることが夏バテにはとても効果的なのです。